復縁に使える4つの心理学テクニックと注意点
復縁に使える心理学テクニックについて書いてみたいと思います。
復縁でつかえる心理学については、わたし自身かなり勉強しましたね。
何せ復縁したくて必死でしたから^^;
心理学のテクニックというのはたくさんありますが、
役に立つものもあれば、使うのに注意が必要な心理学のテクニックもあります。
※以下、復縁に使える心理学テクニックなどについて書いていますが、
長文ですのでご注意ください。
心理テクニックの中で特に協力なのは、影響力に関するもの
心理学のテクニックの中でも、特に強力なのは、
「影響力」に関するものだと思います。
「影響力」とは何なのかというと、
影響力=人が自然と影響を受けてしまう力
ということだと私は考えています。
でも、「人が自然と影響を受けてしまう力」ってどういうことでしょう?
例がないと、分かりにくいですね。
というわけで、具体的に例をあげてみます。
「影響力=人が自然と影響を受けてしまう力」の例
例えば、Sくんという若い会社員がいたとします。
Sくんは毎週末、職場の先輩に
居酒屋に飲みに連れていってもらっています。
その際、毎回、居酒屋の支払いは先輩がしてくれます。
すると、どうでしょう?
Sくんは
とか、
などと恩義を感じてしまうと思います。
そして、先輩に恩義を感じていると、
先輩からメンドクサイ事を頼まれた時に、「断りづらい」
という心理が働いてしまうことにもなります。
ここでのポイントは、
Sくんが先輩と一緒に飲みに行きたかろうが、行きたくなかろうが、関係ない
ということです。
Sくんが
と思っていたとしても、居酒屋の支払いの時に
先輩に「おう、今日も俺が全部出しておいてやるからよ」
と言われてしまうと、”おごってもらった”という事実関係が出来上がるので、
どうしても恩義を感じてしまうんですよね。
つまり、先におごられてしまうと、
こちら側が、おごって欲しいかどうかに関係なく
自然と恩義を感じてしまうわけです。
こういうものを「影響力」と呼ぶわけです。
ちなみに、上記のように、他人から何か恩恵を受けたら
お返しをしなければならないと感じてしうまうことを
「返報性」といいます。
影響力に感しては、「影響力の武器」という本が有名です。
「影響力の武器」という本では、
- 返報性
- コミットメントと一貫性
- 社会的証明
- 好意
- 権威
- 希少性
という6つの影響力について取り上げられています。
なお、詳しく学びたい方は、影響力の武器を読んでいただければと思います。
500ページ近くある分厚い本なので、読むの大変かもしれませんが^^;
この影響力の武器という本は、当然のことながら復縁についての本ではありません。
セールスマンとか、あるいは、そういった影響力から
身を守りたいと思っている人向けの本ですね。
しかし、ちょっとひねれば復縁にも活用することが出来ますので、
ここでちょっと、わたしなりの活用法などをいくつか解説したいと思います。
1:返報性の復縁への使い方
返報性の例としては、上に書きました通り、居酒屋の話がそれですね。
返報性について簡単に言ってしまうと
先に恩を着せておくと、こっちの要求を飲んでもらいやすくなる
ということですね。
(恩を着せるとか書くと印象悪いですが、分かりやすい表現ということで・・・)
返報性の威力は大きいものです。
先に飯をおごってもらっていようものなら、
その後、飯をおごってくれた人から、面倒なことを頼まれると、
みたいなことになってしまいます。
しかし、いくら返報性の威力が大きいからといって、
元カノに恩をたくさん着せれば、復縁にOKしてもらえると言うかというと、
そこまでは、さすがに難しいと思います。
しぶしぶ復縁にOKするなんてことは、さすがにないですからね。
どちらかと言うと返報性は、誰かに復縁に協力してもらう時に
役に立つ心理学テクニックだと思います。
例えば、協力者になってくれそうな人に、
先に飯をおごってあげてから、協力をお願いしたりするわけです。
2:「コミットメントと一貫性」の復縁への使い方
次に、「コミットメントと一貫性」についてです。
(ちなみに、コミットメントとは、「約束」とか「確約」といった意味)
コミットメントと一貫性 とは何なのかというと、
人は、一度ある立場をとると、その立場に一貫した行動を取るようになる
というものです。
例えば、
A「ボランティア活動は良いことだと思いますか?」
A「では、ボランティアの活動資金のために、寄付にご協力いただけますか」
といった感じに、この例ですと、Bさんは
ボランティア活動は良いことだとという立場を表明してしまっているので、
寄付を断りづらくなってしまうわけです。
大まかに言ってしまうと、コミットメントと一貫性を使った心理テクニックは、
相手に「いいですよ」と言わせてしまえば、それは中々くつがえらない
という感じですね。
これを復縁に使う場合を考えてみましょう。
例えば、パチンコばかりやっていて振られてしまった男性がいたとします。
この時、コミットメントと一貫性を考えると、
彼女に「いいですよ」と言わせてしまえばいいわけなので、
パチンコをやめるつもりはなくても、
とお願いして、
「それなら、よりを戻してもいいよ」
という答えを彼女から引き出ばいいわけです。
(※↑いいわけですって、本当は黒い使い方なので倫理的にはダメですけど、
テクニック的にはそういうことになります。)
そうすれば、よりを戻すという立場を取ったので、
彼女は、その立場に一貫した行動を取るようになるからです。
ただし、黒い使い方で復縁しても、
その関係がどの程度続くかは分かりませんが。
無理矢理言わせても効果はない
ちなみにですが、相手を脅したりして
無理矢理「いいですよ」と言わせても効果はありません。
相手を脅して言わせるのでは、
相手が自分の意思で言っているわけではないからです。
強引に復縁しようとするのは無理ということですね。
強制することなく、相手の意思で「いいよ」を
引き出す必要があるということです。
コミットメントと一貫性から分かる、気をつけたい点
さて、コミットメントと一貫性を考えると、
復縁において気をつけたい点が分かります。
それは、例えば、彼女・彼氏から
「やっぱり、よりは戻しません」
と言われないように気をつける必要があるということです。
「やっぱり、よりは戻しません」
と言われてしまうと、コミットメントと一貫性により、
彼女・彼氏は”よりを戻さない”という立場を
強化することになってしまうからです。
そう考えると、復縁するのが難しそうな段階で、
バクチ的に復縁を申し込むのは控えておいた方が良さそうです。
復縁を申し込むのは、いけそうな感じがしてきてからがいいでしょう。
そういった点を考慮しても、
復縁においては、基本的に押さない方がいいですね。
辛くて早く復縁したいという想いが強いばかりに、
強引に「押し」でいきたくなる気持ちも分かるんですけどね
(わたしもそうだったので)。
なので、強引に押しで復縁を迫りたくなってしまう人は
まずは、失恋感を和らげていった方がいいと思います。
しかし、うん。長いねこの記事・・・。
でも、まだ続くんですわ、これがw というわけで長いので、ページを分けます。
続きは下記からどうぞ
⇒復縁に使える4つの心理学テクニックと注意点 後編
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